引退したときの生命保険

ここがポイント!
・大きな死亡保障は必要なくなる
・老後の生活資金の確保、病気・ケガによる入院やなど、生きるリスクに備える
・高齢になってからの保険加入は負担が重い
保険加入例
田中啓太さん(60歳)
| 保険種類 | 終身医療保険 (A社) |
|---|---|
| 保障内容 | 入院日額5,000円、先進医療給付特約 etc. |
| 保険期間 | 終身 |
| 保険料払込期間 | 終身払 |
| 月払保険料 | 4,500円 |
田中奈々さん(56歳)
| 保険種類 | 終身医療保険 (A社) |
|---|---|
| 保障内容 | 入院日額5,000円、先進医療給付特約 etc. |
| 保険期間 | 終身 |
| 保険料払込期間 | 終身払 |
| 月払保険料 | 3,200円 |
合計保険料: 約7,700円/月
※保険料は想定保険料です。特定の保険会社の保険料ではありません。
保障と資産作りの考え方
万一に備えながら資産を増やす
子供も成長し、年金受給も近くなってくると、もう高額な死亡保障は必要ありません。「万一のことがあった場合に備える、家族のための保障」から「長生きのリスクに備える、自分自身を守るための保障」にシフトする時期です。
今まで死亡に備える保障を手厚くしていた場合は、必要最低限の保障を残して解約・減額し、その分を老後の生活費を確保するための保険、病気やケガなど健康上のリスクに備える保険などに回すといいでしょう。
老後資金を運用する
日本人の平均寿命は、男性79.29歳。女性は86.05歳です。引退する年齢が65歳だとすると、その後15~20年分の生活資金を準備する必要があります。退職金や公的年金をただ消費していくだけでは不安です。リスクを抑えた上で上手に運用しながら必要な生活資金を増やしていく必要があります。
退職金などまとまったお金が入った場合は超低金利の銀行に預けっぱなしにしたりせず、一時払いで終身保険や個人年金などを購入した方が有利に運用できます。いざというときすぐに使えるように預貯金を持っておくことも重要ですが、利回りの良い生命保険の活用を検討してみてください。
病気・怪我に備える
高齢になればなるほど入院率は高まっていきます。終身型の医療保険に加入しておくと安心です。ただ、ある程度の年齢になってから医療保険に入ると、保険料が高額になってしまいます。保険料の負担が重い場合は、自分自身でお金を貯めて病気やケガに備えることもできます。保険料を確認した上で、自己資金で病気やケガに備えるか、医療保険を使うかを検討しましょう。
実は、入院日数が長くなる病気はがんや精神的な病気など少数です。その他の多くの病気では、意外にも短期の入院で済みます。医療保険を選ぶときは通院の保障が充実しているかという点も重要なポイントになります。
また、より保険料を節約したい場合は、医療保険ではなくがん保険を選ぶ方法もあります。一般的な病気や怪我での入院日数は意外と短期で済みますので、入院日数が長いがんに保障を絞る方が効率的とも考えられるからです。
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