ファイナンシャルプランナー丸山の独立奮闘記 - 金なし・人なし・経験なし。何もないところからのスタート。

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FP 丸山の独立奮闘記

営業経験もなく、保険に関してもまったくの素人だった私がマスターズを立ち上げ、はや半年あまり。軌道に乗ったとはまだ言えないかもしれませんが、最近はお客さんも増えてなんとか明るい兆しが見えてきました。この辺で、一度今までの道のりを振り返ってみようと思います。万が一読まれる方は、お気軽にお読みください。(2002.10.15)

第1幕 人生の分かれ道

1.物足りない

社会に出て半年。ある会社の経理課で働いていた私は仕事もかなり覚え、いろいろな仕事を任されるようになっていました。漁協系列の企業という安定した職場。仕事内容もそれほど大変なことはありません。でも、この仕事内容が比較的楽ということが私にとって苦痛でした。仕事が足りないため時間が余り、休憩室でたばこをふかす日々。何かが違う・・強い不満があるわけではないのですが、いつも物足りなさを感じていました。

2.独立しよう

このころから、独立の勉強会や異業種交流会に顔を出すようになりました。安全だけどちょっと物足りない会社を飛び出して、自分の力がどこまで通じるのか試してみたいと思うようになっていたからです。特に、ある起業家支援NPOに参加したことは自分にとって大きなプラスとなりました。そこで直接成功をおさめている人からいろいろな生きた知恵を学び取れたと思います。残念ながらそのNPOは今はなくなってしまいましたが、今でも本当に感謝しています。

3.保険業界へ

そうこうするうちに、独立という道が現実的になってきます。いろいろな独立の道を模索していたとき、独立情報誌アントレで発見した生命保険会社Aの代理店の仕事。独立して働けて、収入は自分の腕次第。しかも、人の役に立つ仕事のようです。記事に書いてあった代理店として独立した人の成功体験談などを読んで、すっかりやる気になりました。「大丈夫、やれば必ず成功する」根拠の無い自信を抱き、保険代理店という仕事で独立しようと決めました。

4.どの保険会社を選ぶか

Aの代理店募集記事をきっかけに保険代理店の道に進むことを決めたわけですが、どこの保険会社の保険を売るかということはまだ決めていませんでした。この段階では、職業として保険代理店を選んだにすぎなかったんです。いろいろな保険会社を調べた後、2つの保険会社に絞り込みました。その2つの会社は会社としての健全性も高く、TVCMなどでもよく見かける上に、私の周りでも評判もよかったからです。

5.面接を受ける

その後、この2社には面接を受けに行きました。両方ともとても魅力的な保険会社でしたが、A社の面接で聞いた「当社はこれからの時代に求められる、生きるための保険を主力商品としています」という言葉により強く惹かれました。当時、私は保険は死んだときにお金を受け取るものだと思い込んでいたからだと思います。「この保険会社の保険を取り扱いたいな。」本気でそう思いました。

4.猛勉強

保険代理店を開業し、A社の保険を取り扱う。とりあえずそこまで決定しましたが、当時の私は保険に関しては全くの素人。まずは保険の知識を身につけなければなりませんでした。さっそく本屋に行き、保険関連の本を買い込み、同時に図書館通いも開始しました。保険関連書を毎日1冊くらいのペースで読み続け、保険の知識が身に付いてきたと感じると、税金や不動産の知識もかじるようになります。そして、この勉強がやがてファイナンシャル・プランナーへの道に発展していきました。

5.人生の分かれ道

社会に出て間もなく1年を迎えようとしていたころ。猛勉強の結果、生命保険はもちろん投資や税金などの知識にも多少自信を持つようになっていました。そして、運命の分かれ道となる日がやってきました。あと2週間で会社に来て1年目を迎えるというあの日、この会社を去ることを上司に告げに行きました。実は、あの時はまだ迷いがありました。安定した将来を捨てて、不安定な独立の道を進むことには家族も大反対していました。でも、もう後には引けません。つづく

第二幕「鳴かず飛ばず」へ

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